2015年もオクラの栽培を行ないました。
品種は、沖縄島オクラという固定種です。
よく売られているオクラは角オクラだと思いますが、沖縄島オクラは丸オクラです。
特徴としては、角オクラに比べてやわらかく、多少大きくなっても食べる事が可能で、甘いです。
収穫直後に生で食べたり、軽くゆがいて、醤油などで食べたり、天ぷらにしてもおいしくいただけます。
種は半分くらいは、前年に採種したものを播種しました。
1反(約1,000㎡)栽培し、株間は約20cm(欠株もありましたが。。)、畝間は80cmで行ないました。
(種をまきます)
今年も不耕起でやってみたのですが、播種前に畑全体の草刈りと、播種する箇所を軽く削ってから播種をします。
一連の作業に約30時間程かかりました。
手で蒔いていたのですが、次回は播種機のベルトを買おうかなと思っています。
(芽がでてきました)
オクラの種子は硬実種子と言われていて、そのままの状態では水を吸うことができず、発芽しにくいと言われています。そのため、一晩くらい水につけてから播種したり、傷をつけて播種したり、硬実処理を行なってから播種することがあるようです。
今回は、特になにもせずに播種しました。
(オクラの花)
成長してきて、花が咲きます。オクラの花ってとてもきれいですよね。
(オクラの実)
オクラの実はこういうふうに着くんです。初めて見る方は驚くことが多いです。
(オクラの収穫)
実はどんどんなっていくので、収穫期間中は毎日収穫していきます。
実の下の葉は、収穫した後は必要がないみたいなので、落としていきます。
栄養を次の実に回したり、風通しもよくなりそうですね。
(オクラの様子)
オクラは、とても背が高くなる作物で、2〜3メートルにもなるそうです。
慣行栽培であれば、1日約200袋程収穫できるようです。
今年は1番多い時でも70袋程度だったので、まだまだ収量は低いです。
これからどんどん増えていけばよいのですが。。
改善するべき点としては、前半、草刈りが遅れ気味だったので、しっかりやることと、脇芽をちゃんと剪定するべきだったかなと思っています。
(オクラの種とり)
実を収穫せずにいると、大きくなって熟していき、枯れて種が採れるようになります。
来年はより育ってくれることを期待します。