フロンティアファーム  農産物の生産、農業体験、家庭菜園サポート、体験農園

家庭からでるごみを集めるのは市区町村の責務

一般家庭、つまりみなさんが住んでいるところから出たごみは、市区町村が収集してくれると思います。
これは、廃棄物の処理及び清掃に関する法律(通称、廃棄物処理法、略して廃掃法)で市区町村の責務として定められているからなのです。

土はごみにならない

では、土はごみとして市区町村が収集してくれるのでしょうか?廃棄物処理法を見ると、廃棄物の定義は以下のようになっています。

————————————————————————————
この法律において「廃棄物」とは、ごみ、粗大ごみ、燃え殻、汚泥、ふん尿、廃油、廃酸、廃アルカリ、動物の死体その他の汚物又は不要物であつて、固形状又は液状のもの(放射性物質及びこれによつて汚染された物を除く。)をいう。
————————————————————————————

これだと、土が廃棄物にあたるのか、そうでないのかは分からないですよね。
法律ってよく分かりにくいと批判されることがあると思いますが、社会というものはとても複雑で日々変化していきますから、さまざまなケースに柔軟に対応するため、あえていろいろな解釈ができるように作られているのだと思います。

実際に土が廃棄物がごみにあたるのかどうかですが、環境省から【こんな通達】がでています。

それによると、土砂及びもっぱら土地造成の目的となる土砂に準ずるものは廃棄物ではないと明記されています。
つまり、土や砂は、市町村に処理する責務がないということになります。
市町村独自のサービスとして収集を行うところもあるとは思いますが、処分地の確保や、財政上の問題もあり、簡単にはいかないのが現状です。

私たちは、都市化が進み、食や農業が遠くなってしまった人にこそ、身近に自然を感じられる家庭菜園などで楽しんでもらいたいと考えています。
作物をずっと育てていると、土もいつかは使えなくなってしまいます。そんな時、フロンティアファームが土の回収を行う事で、みなさんの家庭菜園ライフをサポートしていきたいと思っています。

回収の依頼につきましては、【こちらのページ】からお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です